実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【幸せに関する名言 268】

「さして残り時間がないというのに,人は無益(むやく)のことをなし,無益のことを言い,無益のことを思惟(しい)して時を移すばかりか,日を消し,月をわたり,一生を送る。愚かなことだ。」(『徒然草(日本文学全集07所収)』,内田樹訳,河出書房新社

 

◯たった一度きりの人生である。せっかくなら,無益なことに時間を使い,不毛な人生を送るのではなく,有益なことに時間を使い,実りの多い,充実した人生を送りたい。そのためにも,人生の短さや命のはかなさを常に念頭に置いて生活する必要があるのだろう。(2020年1月17日)