「一人で高級レストラン行くより,大切な人と一杯400円の牛丼食ってるほうが実は幸せだったりするのかもねって。・・・そう考えると,有名になったり,金持ちになったり・・・成功した人だけが幸せってわけでもないのかなー,とか思ってさ。」(『フルーツ宅配便 第10巻』,鈴木良雄,ビッグコミックス)
◯感謝する気持ちを思い出して足るを知り,自分と他者を比較することさえやめれば,私たちはありきたりの平凡な人生にさえ無限の生きる喜びや幸せを見いだせるようになる。ありきたりの平凡な人生を不幸な人生であると捉える,欲望を肥大化させた末のおごったものの見方こそが,幸せであることを困難にさせているのではないだろうか。(2020年1月2日)