実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【人はいかに生きるべきか 254】

「およそ子供らの道徳教育の要諦(ようてい)は,良き範例を示すことにある。それゆえ善(よ)き生活を送るがよい。あるいは善き生活を送るよう努めるがよい。」(『文読む月日(下)』,トルストイ,北御門二郎訳,筑摩書房

 

◯「子供は親の背中を見て育つ」と言うとおり,子供は大人の生き様を見て学ぶ(まねる)のであり,大人が子供にしてあげられることは,自らが善(よ)く生きることによって手本を示すということだけである。説教などの余計なお節介は,子供に対しては無用ということである。(2020年1月2日)