実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 人生は,すなわち,私たちがこの世の中で生きることのできるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な人生を送りたいものです。    私たちの土台を築いているのは,過去の経験,さらに言えば遺伝です。また,私たちが環境から受ける影響もけっして小さくはありません。しかし,それらによってすべてが決定されてしまうわけではありません。私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。私たちには自由意志というものがあるのであり,過去を変えることはできませんが,現在や未来は自分の意志によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分を変えることは自分の意志次第です。どのような過去を持とうが,どのような環境に置かれようが,人生を自分の努力によって切り開いていこうとする強い意志さえあるなら,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であると私は信じています。皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!                                                   *なお,このブログの内容のほとんどは,電子書籍(Kindle版『実り多い幸せな人生を送るために』)の形で御覧になることもできます。

【人生に関する名言 288】

「無益な知識をうんと蓄(た)め込むよりも,少しでもいいから人生の掟(おきて)を学ぶほうが大事である。人生の掟は汝を悪より防ぎ,善へと導くであろう。その反対に無益な知識は,いたずらに汝を傲慢の罪に誘い,真に汝に必要な人生の掟を明らかに悟ることを妨げるであろう。」(『文読む月日(上)』,トルストイ,北御門二郎訳,筑摩書房

 

◯人間はいかに生きるべきなのか。まずは,そのことを真剣に考え,学ぶ必要があるのではないだろうか。人生の指針が明確になってこそ,自分が進むべき道も明らかになり,謙虚に努力し続けることも可能になるのだから。核になるものがなければ,知識は単なる知識にとどまり,それを自慢げにひけらかすことはできても,人生に役立つ知恵として体得されることはあり得ないのではないだろうか。(2020年2月6日)