実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

2019-06-06から1日間の記事一覧

【人はいかに生きるべきか 38】

「得意なときは淡然,失意のときは泰然としているものだよ」(『日本の空をみつめて 気象予報と人生』,倉嶋厚,岩波書店) ◯これぞ人間の品格という感じがする。得意なときに自慢げに振る舞ったり,失意のときに泣き言や恨み言を言ったりするのは,人情とは…

【幸せに関する覚え書き 54】

◯人生は自分の思い通りになるという錯覚,あるいは思い上がった認識は,いったいどこから生まれてくるのだろうか。世の中が豊かで便利になりすぎたことの「つけ」なのだろうか。どちらにせよ,幸せであることを難しくさせている原因の一つであることは間違い…

【幸せに関する名言 54】

「近ごろは朝ベッドで目覚めて,どこも痛くないとそれだけで幸せだと感じて,そのことを詩の題材にしたりする。老いると生きていることに対して謙虚になるな。これは老いの長所のひとつなのかもしれない。」(『幸せについて』,谷川俊太郎,ナナロク社) ◯…