実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1498】

「このことはとうていできないとじぶんから信じてかかるのは,それをじぶんからできないようにする手段である。(ワナメーカー)」,「断じて敢行すれば鬼神も之を避く。(「史記」)」(『格言の花束』,堀秀彦編,社会思想社

 

 

○人生はままならないものであり,人生に困難や苦労は付き物ですが,困難や苦労に音を上げ,人生に絶望してしまってはいけないのだと思います。困難や苦労に音を上げることなく,辛抱強く歩き続けることです。「明けない夜」や「やまない雨」はありません。辛抱強く歩き続ければ,たとえどれだけ長く暗いトンネルであったとしても,いつかは必ず光が見え,出口が見つかるはずです。出口などないと諦めてしまえば(人生に絶望してしまえば),歩き続けなくてもいい分,楽にはなりますが,それではこの世の中にせっかく生まれてきた甲斐(かい)がありません。出口は必ずあると信じ,不退転の決意で歩き続けるべきです。不退転の決意で臨めば,道は自然に開かれていくものです。夏になれば冬の寒さを忘れ,冬になれば夏の暑さを思い出せなくなってしまうように,悩んでいる時や落ち込んでいる時には嫌なことや悲しいことで頭の中がいっぱいになり,嬉しかったことや楽しかったことを忘れ,思い出せなくなってしまいますが,生きていれば嫌なことや悲しいことだけでなく,嬉しいことや楽しいこともたくさんあるということを決して忘れないようにしたいものです。(1)(9)(12)関連