実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1205】

「給食のときに「いただきます 」と言うことに抗議した親がいたそうです。自分は給食費を払っている。誰にも負債はない。なのに,どうして「いただきます 」と礼を言わなければならないのか,という理屈でした。」(『街場のメディア論』,内田樹,光文社)

 

 

○感謝することと幸せであることの間には,切っても切れない密接な関係があります。実際,私たちの心は,感謝している時には幸せな気持ちでいっぱいになりますし,幸せな時には感謝する気持ちでいっぱいになります。したがって,常に幸せな気持ちでいたいと望むのであれば,常に何かに対して感謝していればいいということになります。例えば,自分が今ここでこうして生きていられることの有り難さに常に深く思いを致し,心から感謝する習慣を身に付けるなら,私たちはきっと,生きていることそれ自体に幸せを感じられるようになり,たとえどのような逆境にあったとしても,たとえどのような不運に見舞われたとしても,生きている限りは幸せであり続けることが可能になるはずです。逆に言えば,自分が今ここでこうして生きていられることを当たり前と思い,感謝する気持ちを失ってしまえば,幸せな人生を送ることはほぼ不可能になってしまうということでもあります。私たちは,大自然(人体も含め。)の神秘的とさえ言える精妙な仕組みや働きのお陰て生きていられるのであり,また,数知れぬ他者の直接的又は間接的な支えや助けのお陰で生きていられるのですから,これらの事実を正しく認識し,自分が今ここでこうして生きていられることに対する感謝の気持ちを,決して忘れないようにしたいものです。(2)(4)(6)関連