実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1021】

「世界には戦争や災害で学ぶ機会そのものを奪われている子どもたちが無数にいます。他のどんなことよりも教育を受ける機会を切望している数億の子どもたちが世界中に存在することを知らない子どもたちだけが「学ぶことに何の意味があるんですか?」というような問いを口にすることができる。」(『下流志向』,内田樹講談社

 

○私たちが暮らしている社会は,人類史上最も豊かで安全で便利な社会と言えます。私たちには,そのような恵まれた社会で暮らしているという自覚が,余りにも不足しているのではないでしょうか。そのような恵まれた社会で暮らせることの有り難さに気づき,感謝する気持ちを忘れさえしなければ,自分の人生に不平不満ばかりを募らせては,自分は不幸であるなどと思い込んでしまうようなことは,きっとなくなるはずです。たとえどのような逆境にあろうとも,たとえどのような不運に見舞われようとも,常に満ち足りた気持ちで幸せな人生を送れるようになるためにも,自分が今ここでこうして生きていられることに有り難さ(このような人類史上最も豊かで安全で便利な社会で暮らせることの有り難さのみならず,私たちの命を守り,私たちが生きることを可能にしてくれている大自然の神秘的とさえ言える精妙な仕組みや働きの有り難さや,私たちの人生を成り立たせてくれている数知れぬ他者の直接的又は間接的な支えや助けの有り難さなども含め。)に常に深く思いを致し,心から感謝する習慣を身に付けたいものです。(1)(2)(4)(6)(11)関連