実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1170】

「いっしょに山に登るパーティは平等に荷物を配分しても,自分以外の荷が軽そうに見え,自分の荷がいちばん重く思えるものである。ときには,だれかがわざと自分に意地悪くして,いちばん思い荷を背負わされていると思う。」(『看護のための精神医学 第2版』,中井久夫山口直彦医学書院)

 

 

○私たちは,自分と他者をすぐに比較しがちですが,隣の芝生は青く見えるものですし,自分の荷物が一番重く感じられるものです。したがって,自分と他者との比較をやめない限り,常に不満を抱えながら他者を妬んだり,恨んだりし続けることになってしまいます。そもそも,私たちは,自分の人生に満足できていないからこそ,あるいは,自分が進むべき道(自分が本当に信じることのできる自分なりの目標や理想)が定まっていないからこそ,他者の暮らし向きや動向が気になるのではないでしょうか。常に満ち足りた気持ちで,他者とも仲良く力を合わせながら幸せな人生を送れるようになるためにも,自分と他者を比較することなどやめ,足るを知り,自分の人生に満足できるようになることや,自分が本当にやりたいと思える好きなことを見つけ,自分が信じる目標や理想に向かって自分が進むべき道を前進し続けることにこそ,気持ちを集中し,限りある大切な時間やエネルギーを使えるようになりたいものです。(3)(4)(6)(10)(13)(14)(16)(18)関連