実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 人生は,すなわち,私たちがこの世の中で生きることのできるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な人生を送りたいものです。    私たちの土台を作っているのは,過去の経験,さらに言えば遺伝です。また,私たちが環境から受ける影響もけっして小さくありません。しかし,それらによって私たちの人生のすべてが決まってしまうわけではありません。私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。実際,過去を変えることはできませんが,現在や未来なら,自分の意志や努力によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分を変えることは自分の意志や努力次第です。どのような過去を持とうが,どのような環境に置かれようが,どのような現在・未来を実現しようとするのか,どのような心構えや心がけで生きていくのかを決めるのは自分なのですから,自分の人生に責任を持つ覚悟や,人生を自分の努力によって切り開いていこうとする強い意志がある限り,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であると私は信じています。        皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 886】

「わたしたちは良いことよりも悪いことのほうに敏感だ。・・・人は,怖がりすぎても死なないが,恐れ知らずだと死ぬ可能性が高くなる。」(『希望の歴史』,ルトガー・ブレグマン,野中香方子訳,文藝春秋

 

○生き物は,危険を回避して生き延びる必要から,自分の生存を脅かすような出来事や情報に注意や関心を向けがちです。同じように,私たち人間も,世の中の肯定的な側面より,否定的な側面にばかり目を向けてしまいがちです。しかし,世の中の否定的な側面にばかり目を向け,世の中を否定的に捉えるようになってしまえば,この世の中で生きていることや,この世の中に生まれてきたことに喜びや幸せを感じることができなくなってしまいます。生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいと望むのであれば,この世の中を肯定できるということが大前提になるわけですから,私たちは,世の中の否定的な側面だけではなく,肯定的な側面にも広く目を向けられるようになる必要があるのではないでしょうか。さらに言えば,私たち人間は,放って置けば世の中の否定的な側面にばかり目を向けてしまいがちなのですから,世の中の肯定的な側面にこそ積極的かつ意識的に目を向けるように心がけるべきなのではないでしょうか。何事にも一長一短はあるものです。否定的な側面にしか目を向けないのは,肯定的な側面にしか目を向けないのと同じように,余りにも偏った不公平な物の見方と言えます。(5)(9)関連