実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 人生は,すなわち,私たちがこの世の中で生きることのできるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な人生を送りたいものです。    私たちの土台を作っているのは,過去の経験,さらに言えば遺伝です。また,私たちが環境から受ける影響もけっして小さくありません。しかし,それらによって私たちの人生のすべてが決まってしまうわけではありません。私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。実際,過去を変えることはできませんが,現在や未来なら,自分の意志や努力によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分を変えることは自分の意志や努力次第です。どのような過去を持とうが,どのような環境に置かれようが,どのような現在・未来を実現しようとするのか,どのような心構えや心がけで生きていくのかを決めるのは自分なのですから,自分の人生に責任を持つ覚悟や,人生を自分の努力によって切り開いていこうとする強い意志がある限り,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であると私は信じています。        皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 883】

「いま見えている世界はただのあぶく/ただの幻/世界をありのままに見るために/目覚めよう 間違った夢から」(「もっと向こうへと」(『すこやかに おだやかに しなやかに』所収),谷川俊太郎佼成出版社

 

○他者が羨むような社会的成功を収め,財産や地位や権力や名声などを手に入れなければ幸せになれないなどといったデマを盲信している限り,私たちは,必然的に他者と競い合わざるを得なくなってしまいますし,大抵の場合には,自分を不平不満,妬みそねみ,恨みつらみ,失意失望,自暴自棄といった心理状態に追い込むことにもなってしまいます。しかし,私たちは他者と支え合い,助け合ってこそ生きていられるのであり,私たちと他者は持ちつ持たれつの相互依存関係にあるのですから,他者を競争相手(敵)と見なして足を引っ張り合ったり,パイを奪い合ったりするような生き方ではなく,他者を協力相手(味方・仲間)と見なして助け合ったり,幸せを分かち合ったりするような生き方こそが,人間にとって自然な生き方と言えるのではないでしょうか。また,財産や地位や権力や名声などに対する執着を捨てさえすれば,自分で自分を不平不満,妬みそねみ,恨みつらみ,失意失望,自暴自棄といった心理状態に追い込んでしまう危険性も,格段に低下するのではないでしょうか。心安らかに,より人間らしい人生を送れるようになるためにも,他者が羨むような社会的成功を収めなければ幸せになれないなどといった迷信(間違った思い込み)から,早く目を覚ましたいものです。(1)(3)(4)(6)(10)(11)(14)(18)(19)(20)関連