実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 883】

「いま見えている世界はただのあぶく/ただの幻/世界をありのままに見るために/目覚めよう 間違った夢から」(「もっと向こうへと」(『すこやかに おだやかに しなやかに』所収),谷川俊太郎佼成出版社

 

○他者が羨むような社会的成功を収め,財産や地位や権力や名声などを手に入れなければ幸せになれないなどといったデマを盲信している限り,私たちは,必然的に他者と競い合わざるを得なくなってしまいますし,大抵の場合には,自分を不平不満,妬みそねみ,恨みつらみ,失意失望,自暴自棄といった心理状態に追い込むことにもなってしまいます。しかし,私たちは他者と支え合い,助け合ってこそ生きていられるのであり,私たちと他者は持ちつ持たれつの相互依存関係にあるのですから,他者を競争相手(敵)と見なして足を引っ張り合ったり,パイを奪い合ったりするような生き方ではなく,他者を協力相手(味方・仲間)と見なして助け合ったり,幸せを分かち合ったりするような生き方こそが,人間にとって自然な生き方と言えるのではないでしょうか。また,財産や地位や権力や名声などに対する執着を捨てさえすれば,自分で自分を不平不満,妬みそねみ,恨みつらみ,失意失望,自暴自棄といった心理状態に追い込んでしまう危険性も,格段に低下するのではないでしょうか。心安らかに,より人間らしい人生を送れるようになるためにも,他者が羨むような社会的成功を収めなければ幸せになれないなどといった迷信(間違った思い込み)から,早く目を覚ましたいものです。(1)(3)(4)(6)(10)(11)(14)(18)(19)(20)関連