実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 人生は,すなわち,私たちがこの世の中で生きることができるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な人生を送りたいものです。    私たちの土台を作っているのは,過去の経験,さらに言えば遺伝です。また,私たちが環境から受ける影響もけっして小さくありません。しかし,それらによって私たちの人生のすべてが決まってしまうわけではありません。私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。実際,過去を変えることはできませんが,現在や未来なら,自分の意志や努力によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分を変えることは自分の意志や努力次第です。どのような過去を持とうが,どのような環境に置かれようが,どのような現在・未来を実現しようとするのか,どのような心構えや心がけで生きていくのかを決めるのは自分なのですから,自分の人生に責任を持つ覚悟や,人生を自分の努力によって切り開いていこうとする強い意志がある限り,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であると私は信じています。        皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 567】

「幸運の中にではなく,自分の中に富を探し求めるすべを学ぼう。」(『人生の短さについて他2篇』,セネカ,中澤務訳,光文社)

 

○幸運に恵まれなければ幸せになれない(幸せになれるのは幸運に恵まれた人だけ),と私たちは思いがちです。しかし,それは果たして本当でしょうか。幸運に恵まれなくても,私たちは,心の持ち方次第で,すなわち,自分の努力次第で常に幸せであり続けることが可能なのではないでしょうか。例えば,自分が今ここでこうして生きていられることの有り難さに常に深く思いを致し,心から感謝する習慣を身に付けるなどして,「生きてるだけで丸儲(まるもう)け」と本気で思えるようになるならなら,私たちは,たとえどのような不運に見舞われようとも,生きている限りは常に幸せであり続けることが可能なのではないでしょうか。そもそも,幸運に恵まれなければ幸せになれないのなら,ほとんどの人間にとって幸せになることはただの儚(はかな)い夢になってしまいます。幸運に恵まれるか否かは,まさに運次第なのですから,そのような当てにならないものに期待したり,頼ったりするのではなく,自分の努力によって(自分の心の持ち方を改めることなどによって)幸せになることをこそ目指すべきなのではないでしょうか。(前書き)(1)(4)(6)(7)(9)(15)関連