実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 694】

「蜂が花の蜜を採るとき,ただ蜜だけを採って,花びらや香りを害うことはない/そのように人生の必要を充足させよ(仏陀)」(『欲望について』,ウィリアム・B・アーヴァイン,竹内和世訳,白揚社

 

○必要以上の物を手に入れようと欲張るからこそ,私たちは,自分の人生になかなか満足することができず,常に不満を抱えたままに,いつしか,自分は不幸であるなどと思い込むようになってしまうのではないでしょうか。欲張ることさえやめれば,私たちは,たとえ必要最小限の物しか持っていなかったとしても自分の人生に満足することが可能になり,常に満ち足りた気持ちで幸せな人生を送ることが,より容易になるのではないでしょうか。必要以上の物を手に入れなければ幸せにはなれないなどといったデマを鵜呑(うの)みにしたり,そのようなデマに踊らされたりすることなく,必要以上の物を手に入れることにではなく,自分の欲望にブレーキを掛けられるようになることにこそ,関心を払い,力を注ぎたいものです。(4)(6)関連