実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 人生は,すなわち,私たちがこの世の中で生きることができるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な人生を送りたいものです。    私たちの土台を作っているのは,過去の経験,さらに言えば遺伝です。また,私たちが環境から受ける影響もけっして小さくありません。しかし,それらによって私たちの人生のすべてが決まってしまうわけではありません。私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。実際,過去を変えることはできませんが,現在や未来なら,自分の意志や努力によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分を変えることは自分の意志や努力次第です。どのような過去を持とうが,どのような環境に置かれようが,どのような現在・未来を実現しようとするのか,どのような心構えや心がけで生きていくのかを決めるのは自分なのですから,自分の人生に責任を持つ覚悟や,人生を自分の努力によって切り開いていこうとする強い意志がある限り,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であると私は信じています。        皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 646】

「私たちの欲望はとどまるところを知らない。・・・(欲望の)対象を手に入れると,それがあたりまえになり,不満を感じ始める。」(『欲望について』,ウィリアム・B・アーヴァイン,竹内和世訳,白揚社

 

○人間の欲望は,必ずしも本能に基づくものではないだけに,限りがありません。放って置けば,とどまる所を知らず,どんどん肥大化していきます。したがって,私たちは,自分の欲望に強い意志を持って意識的にブレーキを掛けない限り,いつまでたっても満足することができません。たとえどれだけ多くの物を持っていたとしても,それを当たり前と思い,すぐに飽き足りなくなり,常に不満を抱えたまま,自分の欲望に追い立てられ,振り回される形で,より多くの物(必要以上の物)を追い求め続けることになってしまいます。そして,挙げ句の果てには,不平不満ばかりを募らせては,自分は不幸であるなどと思い込むようになってしまいます。常に満ち足りた気持ちで幸せな人生を送りたいと願うのであれば,何としてでも,自分の欲望にブレーキを掛け,その肥大化を抑えられるようになる必要があります。たとえそれが必要最小限の物であったとしても,自分が持っている物(自分に与えられている物)だけで満足できるようになる必要があります。さらに理想を言えば,「生きてるだけで丸儲(まるもう)け」(さんま)と思えるようになる必要があるのではないでしょうか。(4)(6)関連