実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 642】

「所詮学問は,ひたすら年月長く倦(う)まず怠らず励んで努力する事こそが肝要」,「才能の無い人であっても,怠らず努力さえすればそれだけの成果はあるものである。」(『宇比山踏(本居宣長選集三)』,山口志義夫訳,多摩通信社)

 

○何事も,長年にわたって怠ることなく努力し続ければこそ,才能の有無にかかわらず上達もし,それに見合った成果も得られ,また,人間的に成長(成熟)・向上することができるのではないでしょうか。なお,私たちは,自分が本当にやりたいと思える好きなことだからこそ,困難や苦労にめげることなく,辛抱強く努力し続けることができるのですから,自分を人間的に成長・向上させ続けたい,そのことを通じて,自分の可能性を十分に花開かせ,実を結ばせるとともに,他者や社会の役にも立ちたい,と願うのであれば,まずは,自分が本当にやりたいと思える好きなことを見つけること(あるいは,自分がやっていることを本当に好きになること)こそが大切ということになります。人生は,すなわち,私たちがこの世の中で生きることのできるチャンスは,たった一度きりです。人生に大きな悔いを残さないようにするためにも,他者との勝負(勝ち負け)や世間の評判などは余り気にせず,自分が本当にやりたいと思える好きなことを見つけ,そこに自分なりの目標や理想を見いだし,その目標や理想に向かって邁進(まいしん)することにこそ,関心を払い,力を注ぎたいものです。(11)(13)(14)関連