実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 人生は,すなわち,私たちがこの世の中で生きることのできるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な人生を送りたいものです。    私たちの土台を作っているのは,過去の経験,さらに言えば遺伝です。また,私たちが環境から受ける影響もけっして小さくありません。しかし,それらによって私たちの人生のすべてが決まってしまうわけではありません。私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。実際,過去を変えることはできませんが,現在や未来なら,自分の意志や努力によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分を変えることは自分の意志や努力次第です。どのような過去を持とうが,どのような環境に置かれようが,どのような現在・未来を実現しようとするのか,どのような心構えや心がけで生きていくのかを決めるのは自分なのですから,自分の人生に責任を持つ覚悟や,人生を自分の努力によって切り開いていこうとする強い意志がある限り,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であると私は信じています。        皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 612】

「毎日見慣れていた景色の中に,違うものが見えてきた。」(『人は変われる』,高橋和巳,三五館)

 

○同じような境遇にありながら,その境遇に満足し,常に満ち足りた気持ちで機嫌よく暮らしている人もいれば,その境遇に満足することができず,常に不満を抱えながら不機嫌に暮らしている人もいるように,人間の幸不幸は,境遇によって決まるのではなく,境遇をどのように受け止めるかによって決まります。境遇に変化がなくても,境遇の受け止め方さえ変われば,その境遇はまったく違ったものに見えてくる(感じられる)でしょうし,その結果,その境遇に満足できるようになるなら,それまでは常に不満を抱えながら不機嫌に暮らしていた人も,常に満ち足りた気持ちで機嫌良く暮らすことが可能になります。例えば,自分が今ここでこうして生きていられることの有り難さに気づき,心から感謝できるようになり,「生きてるだけで丸儲(まるもう)け」と実感できるようになるなら,きっと境遇の受け止め方は大きく変わり,私たちは,たとえどのような境遇にあろうとも,その境遇に満足し,常に満ち足りた気持ちで機嫌よく暮らせるようになるはずです。そもそも,境遇を自分の思い通りにすることなど絶対にできないのですから,私たちは,境遇を変えることにではなく,境遇の受け止め方を変えることにこそ,関心を払い,力を注ぐべきなのではないでしょうか。(7)関連