実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言 24】

「つねに楽天的であること。つまり天命を楽しむこと,これこそがわれわれを幸福に導く信仰である。・・・現在を嘆き悲しむものはやがて不運を招くことになる。(ヘレン・ケラー)」(『座右の銘』,「座右の銘」研究会編,里文出版)

 

◯私たちが幸せであるか否かは,結局は私たちの心の持ちよう次第なのであり,どのような境遇に生まれ育とうが,どのような境遇に置かれようが,自分次第で誰もが幸せになれるのである。自分は不幸であり,その責任や原因はすべて自分が生まれ育った境遇や,自分が現在置かれている境遇にあると思い込んでいる人間は,当然のことながら自分の心持ち(心構えや心がけ)を変えようとする強い意思を欠いており,したがっていつまでたって幸せになることは難しい。どのような逆境にあろうが,他者を恨んだり,運命を呪ったり,人生に絶望したりすることなく,自分に与えられた試練と受け止め,前向きに乗り越えていこうとすることこそが,幸せであり続けるための秘訣なのではないだろうか。(2020年3月14日)