実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【幸せに関する名言 297】

「不幸な人は,概して,不幸な信条をいだくのに対して,幸福な人は幸福な信条をいだく。両者とも,自分の幸福なり不幸なりを自分の信念のせいにするかもしれないが,真の因果関係はその逆である。」(『ラッセル 幸福論』,安藤貞雄訳,岩波書店

 

◯不幸な人はどのような境遇に置かれようが,そこに不幸な人生を見いだすし,幸せな人はどのような境遇に置かれようが,そこに幸せな人生を見いだすものである。境遇が人生に与える影響は決して小さくはないが,幸不幸を最終的に決めるのは,境遇そのものではなく,その境遇を本人がいかに受け止めるかという本人の心持ちである。(2020年2月16日)