実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

2019-12-02から1日間の記事一覧

【人はいかに生きるべきか 226】

「出家して功を積んだ者は下の者の身になり,智者は愚者の身になり,富者は貧者の身になり,能あるものは無能の者の身になるべし。」(『徒然草(日本文学全集07所収)』,内田樹訳,河出書房新社) ◯恵まれている人は,感謝の気持ちを忘れることなく,ま…

【幸せに関する覚え書き 226】

◯他者に対して心を開くということは,自分自身に対して心を開くということでもある。他者に対する意地から耳を閉ざしていた自らの本音に素直に耳を傾け,本来の自分を取り戻すためにも,人間に対する信頼を見失うことなく,他者と融和し,他者に対して心を開…

【幸せに関する名言 226】

「たくさんの人びとを自発的に,努力しないで好きになれることは,あるいは個人の幸福のあらゆる源泉のうちで最大のものであるかもしれない。」(『ラッセル 幸福論』,安藤貞雄訳,岩波書店) ◯他者と敵対し,他者に心を閉ざしている人は,他者に対する感謝…