「改革すべきはたんに世界だけでなく,人間である。・・・たえず言い続けることを忘れるな。「ぼくしだいでどうにもなるものだ」と。(ジード)」(『座右の銘』,「座右の銘」研究会編,里文出版)
◯人間の幸不幸は,本人の意志次第でどうにでもなるのである。けっして遺伝や過去の経験や自分が置かれた環境・境遇などによって決定するのではない。もしそれらによって決定するのだとしたら,ほとんどの場合,不幸な人間は死ぬまで不幸ということになってしまう。そもそも遺伝も過去も環境・境遇も自分の思い通りに変えられるものではなく,大切な時間やエネルギーは強い意志を持って自分の心構えや心がけを変えることにこそ使うべきである。(2020年3月7日)