実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

2019-09-04から1日間の記事一覧

【人はいかに生きるべきか 140】

「人間の信ずる事の出来た美とか善とかいうものの秩序の極まるところが,複雑だった例(ため)しはない」(「川端康成」(『小林秀雄全作品 14』所収),小林秀雄,新潮社) ◯物事を複雑に考えすぎることなく,シンプルな信念に基づき,シンプルに生きたい…

【人はいかに生きるべきか 139】

「確かに何かを得たかもしれぬ。だが,その為に何を失ったかは知らぬ。」(「伝統」(『小林秀雄全作品 14』所収),小林秀雄,新潮社) ◯何かを得るためには,何かを失わなければならない。これは人生の摂理のようなものである。何かを得ようとするときに…

【幸せに関する覚え書き 140】

◯自分は不幸せであると感じている人たちは,いま目の前にある幸せに,自分の足元にある幸せに気づいていないだけなのではないだろうか。だとしたら,節制を通じて欲望の肥大化を抑え,幸せに対する感度を上げることによって,人間は誰もが幸せになれるのでは…

【幸せに関する名言 140】

「幸せとは,「気づく」ことであると,さまざまな研究結果が示している。自分の人生の中の,ごくあたりまえの恵みに目覚めることが,汲めども尽きぬ幸せの泉となるのだ。」(『幸せとは,気づくことである』,茂木健一郎,プレジデント社) ◯幸せとは,自分…