実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 383】

「人間が不幸なのは,自分が幸福であることを知らないからだ。ただそれだけの理由なのだ。(ドストエフスキー)」(『教養が滲み出る 極上の名言1300』,斎藤茂太監修,日本文芸社

 

○幸せとは,自分が幸せであることに気づくことである,と言います。言い方を換えれば,自分が幸せであることに気づけない人は幸せにはなれない,ということです。私たちは本来,生きているというだけですでに十分に幸せなのに,その有り難さになかなか気づけず,たとえ気づけたとしても感謝する気持ちをすぐに忘れてしまうがゆえに,不平不満や妬みそねみや恨みつらみといった否定的な感情ばかりを募らせ,挙げ句の果てには,自分は不幸であると思い込むようになってしまうのではないでしょうか(自分は不幸であると感じている人は不幸なのですから,自分は不幸であると思い込むことと,不幸であることは,同じことです。)。自分が今ここでこうして生きていられることの有り難さ(より具体的には,自分が生活している社会の驚くべき豊かさや安全さや便利さ,自分の人生を成り立たせてくれている数知れぬ他者の直接的・間接的な支えや助け,自分の命を守り,自分が生きることを可能にしてくれている宇宙や大自然や人体の神秘的とさえ言える精妙な仕組みや働きなど)に深く思いを致し,心から感謝する習慣を身に付けることによって,生きていることそれ自体に幸せを感じられるようになり,ひいては,自分が幸せであることをしっかり自覚できるように(自分は不幸であるという思い込みから完全に抜け出せるように)なりたいものです。(2021年3月23日)(1)(3)(4)(5)(6)(7)関連