実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 人生は,すなわち,私たちがこの世の中で生きることのできるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な人生を送りたいものです。    私たちの土台を作っているのは,過去の経験,さらに言えば遺伝です。また,私たちが環境から受ける影響もけっして小さくありません。しかし,それらによって私たちの人生のすべてが決まってしまうわけではありません。私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。実際,過去を変えることはできませんが,現在や未来なら,自分の意志や努力によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分を変えることは自分の意志や努力次第です。どのような過去を持とうが,どのような環境に置かれようが,どのような現在・未来を実現しようとするのか,どのような心構えや心がけで生きていくのかを決めるのは自分なのですから,自分の人生に責任を持つ覚悟や,人生を自分の努力によって切り開いていこうとする強い意志がある限り,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であると私は信じています。        皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【人はいかに生きるべきか 45】

「わたしたち人間という同類は,ただ眼の前にいるというだけで,また感情や情念を現わすだけで,お互いに対して大きな力をもつものである」(『幸福論』,アラン,白井健三郎訳,集英社

 

◯家の中に引きこもってしまう人たちの気持ちが,何となく分かるような気がする。そういう人たちにとって,対人関係は刺激が強すぎるのだろう。とは言え,対人関係を通じてしか得られない喜びがあるというのも事実である。その人にとって適度な刺激と感じられるような対人関係の場を有していることは,人生における幸せの一つであるに違いない。(2019年6月13日)

 

【幸せであるための方法】 - 幸せであるために