実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

2019-10-13から1日間の記事一覧

【人はいかに生きるべきか 179】

「過去の因を知りたいと思うならば,現在うけている果報を見ればよい。未来の果報を知りたいと思うならば,現在のその因を省(かえり)みればよい」(『平家物語(日本文学全集09)』,古川日出男訳,河出書房新社) ◯現在のありさまを見れば,過去がどう…

【幸せに関する覚え書き 179】

◯今ここでこうして生きていられることの有り難さや感謝の気持ちを忘れているからこそ,不平不満や被害感ばかりを募らせ,本当に大切なものが見えなくなってしまうのである。不平不満を抱きそうになった際には,原点に立ち返り,今ここでこうして生きていられ…

【幸せに関する名言 179】

「およそいらだちというものは,ついには自分の進む道に穴を掘るにいたるものである。」(『幸福論』,アラン,白井健三郎訳,集英社) ◯不平不満やいらだちは,感謝の気持ちを忘れさせるとともに,心を込めて今を生き,今を楽しむことを難しくさせ,その結…