2019-10-13から1日間の記事一覧
「過去の因を知りたいと思うならば,現在うけている果報を見ればよい。未来の果報を知りたいと思うならば,現在のその因を省(かえり)みればよい」(『平家物語(日本文学全集09)』,古川日出男訳,河出書房新社) ◯現在のありさまを見れば,過去がどう…
◯今ここでこうして生きていられることの有り難さや感謝の気持ちを忘れているからこそ,不平不満や被害感ばかりを募らせ,本当に大切なものが見えなくなってしまうのである。不平不満を抱きそうになった際には,原点に立ち返り,今ここでこうして生きていられ…
「およそいらだちというものは,ついには自分の進む道に穴を掘るにいたるものである。」(『幸福論』,アラン,白井健三郎訳,集英社) ◯不平不満やいらだちは,感謝の気持ちを忘れさせるとともに,心を込めて今を生き,今を楽しむことを難しくさせ,その結…