実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1497】

「人の行うべきかぎりを行なうが人の道にして,そのことの成ると成らざるとは人の力に及ばざるところぞ。(本居宣長)」(『格言の花束』,堀秀彦編,社会思想社

 

 

○思い残すことのない充実した有益な人生を送る上において一番重要なことは,自分が信じる目標や理想に向かって自分が進むべき道を自分の歩幅で一歩ずつ前進し続けることなのではないでしょうか。目標に到達したり(目標を達成したり),理想を実現したりすることではなく,目標や理想に向かって自分が進むべき道を前進し続ける過程こそが重要なのではないでしょうか。自分が信じる目標や理想に向かって自分が進むべき道を前進し続けることを通じて,自分の可能性を十分に花開かせるとともに多少なりとも他者や社会の役に立つことこそが重要なのではないでしょうか。なお,自分が信じる目標や理想に向かって自分が進むべき道を前進し続けるということ,すなわち,自分が好きなことに打ち込めるということは,その他のことを他者が分担し,負担してくれていればこそできることであり,それ自体心から感謝すべき有り難いことであり,幸せなことなのですから,自分が好きなことに打ち込むことによって財産や地位や権力や名声などまで手に入れようとするのは,欲張り過ぎというものです(「二兎(にと)を追う者は一兎をも得ず」とも言います。)。(11)(13)(14)関連