実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1297】

「賢人と愚人との別は学ぶと学ばざるとによりて出来るものなり。(福沢諭吉)」(『365日 一日一言』,齋藤孝世界文化社

 

 

○人間的に成長(成熟)・向上し続けるためには,謙虚に学び続けるということが欠かせませんが,謙虚に学び続けるためには,自分は無知であるという自覚を失わないということが重要です。なぜなら,慢心し,自分は無知であるという自覚を失えば,同時に謙虚に学び続ける姿勢も失い,そこで人間的な成長・向上は止まってしまうからです。人間的に成長・向上し続けたいと望むのであれば,どれだけ年齢を重ねても,どれだけ人生経験を積んでも,決して慢心することなく,自分は無知であるという自覚を失わないようにする必要があります。また,人間的に成長・向上し続けるためには,経験から学ぶということ,特に,自分の失敗から学ぶということ(経験を認識にまで高めるとともに,改めるべき点があれば,それをしっかり改めること)が欠かせませんが,自分の失敗から学ぶことができるのは,自分の失敗を自分の失敗であると素直に認めることのできる(失敗の責任を潔く引き受けることのできる)人間だけです。人間的に成長・向上し続けたいと望むのであれば,自分の失敗を他者のせいにする(失敗の責任を他者に押し付ける)ようなことだけは,是非ともやめたいものです。(11)(12)関連