実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言 3】

「人再び生まるるにあらずば,神の国を見ることあたわず。(「ヨハネ伝」)」(『文読む月日(上)』,トルストイ,北御門二郎訳,筑摩書房

 

◯幸せとは,幸せであることに気づくことである,と言うが,幸せであることに気づけるようになるためには,多くの場合,自分の心持ち(心構えや心がけ)をまったく新しいものに更新する必要がある。欲望の肥大化を自制し,足るを知ればこそ,いま自分の目の前にある幸せに気づけるようになり,ひいては,生きていることそれ自体に幸せを感じられるようになるのであり,まずは,自分が今ここでこうして生きていられることの有り難さ(まさに奇跡)や他者に対する感謝の気持ち(「ありがとう」という感謝の言葉の真意)を思い出すことこそが重要である。(2020年2月22日)