実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

(14)①自足しながらも,謙虚さや向上心を失うことなく,人間的に成長・向上し続けること。

 人間的に成長(成熟)・向上し続けるというのは,足るを知り,自分の人生に満足しながらも,謙虚さや向上心を失うことなく,常に自分の可能性に挑戦しながら自分が信じる目標や理想に向かって(例えば,より善い,より人間らしい生き方を目指して)自分が進むべき道を自分の歩幅で一歩ずつ前進し続けるということです。自足してしまったら,そこで人間的な成長・向上は止まってしまい,社会の進歩・発展もストップしてしまうと考える人もいるかも知れませんが,人間的な成長・向上や社会の進歩・発展の原動力は不満のみとは限りません。実際,常に満ち足りた気持ちで幸せな人生を送りながらも,自分が信じる目標や理想に向かって自分が進むべき道を前進し続ける人はいくらでもいますし,社会は,貧困などの問題が解決したとしても,その主眼を経済的・物質的な豊かさから心の豊かさにシフトさせつつ,より善い,より人間らしい社会の実現を目指して進歩・発展し続けることが可能なのではないでしょうか。むしろ,不満を原動力にした人間的な成長・向上や社会の進歩・発展には,どこかいびつで歪(ゆが)んだものが感じられることが多いものですし(常に不満を抱えているような状況にあっては,自分の欲望を充足させることが人生の最優先課題になってしまい,人生に利他的な目標や理想を掲げることが難しくなってしまいます。),不満は,健全な形での人間的な成長・向上や社会の進歩・発展をかえって阻害してしまうことさえあるのではないでしょうか。