実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1252】

「質素な生活は,すべての社会にとって,そして18世紀までの西洋社会にとって,プラスの価値を持っていた。近代の経済論理は,簡素な生活をマイナスの価値に変え・・・倹朴な人は惨めな人となった。」(『脱成長』,セルジュ・ラトゥーシュ中野佳裕訳,白水社

 

 

○人間の欲望には際限がありませんので,欲張り続ける限り,たとえどれだけ贅沢(ぜいたく)な暮らしを手に入れたとしても,私たちの心が満ち足りるということはありません。常に不満(怒りの火種)を抱えたまま,死ぬ瞬間まで,他者と競い合う形で,また,自然環境に大きな負荷をかける形で,より贅沢な暮らしを追い求め続けることになってしまいます。他方,必要以上に欲張り続けることさえやめれば,私たちは,たとえそれがどれだけ質素な暮らしであったとしても,その暮らしに満足することが可能になります。常に満ち足りた気持ちで(心の平安を常に保ちつつ),他者と仲良く助け合いながら,自然環境にかかる負荷の少ない(持続可能性の高い)社会において幸せな人生を送ることが可能になります。質素な暮らしは,その価値を理解できない人間が他者に強制されてするなら,単なる「貧しくて惨めな暮らし」かも知れませんが,その価値を理解できる人間が自分の意志に基づいてするなら,かえって「心豊かで味わい深い暮らし」になり得るのではないでしょうか。質素な暮らしの価値を理解(再発見)できるようになるためにも,自分の欲望に自分の意志でブレーキを掛けられるようになりたいものです。社会や時代の風潮に逆らってでも,必要以上に欲張り続けることをやめたいものです。(4)(6)(21)関連