実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1008】

「望みをもちましょう。でも望みは多すぎてはいけません。」(『モーツァルトの手紙』,柴田治三郎訳,岩波書店

 

○人間は,希望がなければ生きていられません。希望があればこそ生きていられるのです。したがって,たとえどのような逆境にあろうとも,たとえどのような不運に見舞われようとも,希望だけは決して見失わないように(手放さないように)する必要があります。しかし,望む物が多ければ多いほど,自分の人生に満足することは難しくなり,不平不満ばかりを募らせてしまうことになりますし,望む物を間違えれば,すべての努力が徒労に終わってしまい,一生を台無しにしてしまうことにもなりかねません。自分の人生に不平不満ばかりを募らせてしまわないようにするためにも,一生を台無しにしてしまわないようにするためにも,財産や地位や権力や名声などといった物に心を捕らわれることなく,自分が生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送る上において,あるいは,自分が真に人間らしく実り多い(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な)人生を送る上において本当に欠かせない物だけを望むようにしたいものです。そのためにも,自分が実り多い幸せな人生を送る上において本当に欠かせない物は何なのかということを,人生のできる限り早い時期に見極め,見定められるようになりたいものです。(1)(2)(4)(6)(9)(10)(14)(後書き)関連