実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 人生は,すなわち,私たちがこの世の中で生きることのできるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な人生を送りたいものです。    私たちの土台を作っているのは,過去の経験,さらに言えば遺伝です。また,私たちが環境から受ける影響もけっして小さくありません。しかし,それらによって私たちの人生のすべてが決まってしまうわけではありません。私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。実際,過去を変えることはできませんが,現在や未来なら,自分の意志や努力によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分を変えることは自分の意志や努力次第です。どのような過去を持とうが,どのような環境に置かれようが,どのような現在・未来を実現しようとするのか,どのような心構えや心がけで生きていくのかを決めるのは自分なのですから,自分の人生に責任を持つ覚悟や,人生を自分の努力によって切り開いていこうとする強い意志がある限り,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であると私は信じています。        皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 908】

「人の毀誉(きよ)にて変化するものは相場なり,直打(ねうち)にあらず。相場の高下を目的として世に処する,これを才子という。直打を標準として事を行う,これを君子という。故に才子は栄達多く,君子は沈淪を意とせず(気にしない)。」(「愚見数則」(『学生諸君!』所収),夏目漱石,光文社)

 

○他者からの評価を気にして必死に努力した結果,相応の社会的(世俗的)成功を収めることができたとしても,他者からの評価を気にする余り,自分が本当にやりたいと思える好きなことを見つけ損ってしまったり,諦めてしまったり,本当の自分や自分が進むべき道(自分が信じることのできる自分なりの目標や理想)を見失ってしまったり,自分が信じる目標や理想に向かって自分が進むべき道を前進し続けることを先延ばし(後回し)にしてしまったしたとしたら,たった一度きりの人生に大きな悔いを残すことになってしまうのではないでしょうか。他者からの評価など,そのほとんどは,ちょっとしたことで手のひら返しに変わってしまうような無責任でいい加減なものです。人生に大きな悔いを残さないようにするためにも,他者からの評価や社会的な成功などに気を散らすことなく,自分が本当にやりたいと思える好きなことを見つけることや,自分が信じる目標や理想に向かって自分が進むべき道を前進し続けることや,自分の信念や自分が本当に納得することのできる生き方(自分に恥じることのない生き方)を貫き通すことなどにこそ,気持ちを集中し,限りある大切な時間やエネルギーを使いたいものです。(14)関連