実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 783】

「いたずらに追い求めるよりも今あるものをしっかり握っているほうがよい。(イソップ)」(『世界ことわざ名言辞典』,モーリス・マルー編,田辺貞之助監修,島津智編訳,講談社

 

○現状に不満を抱きつつ,より多くの物を追い求め続けるような生き方より,自分が今ここでこうして生きていられることの有り難さに深く思いを致し,心から感謝しつつ,たとえそれが必要最小限の物であったとしても,自分が持っている物(自分に与えられている命なども含め。)だけで満足するような生き方の方が,幸せな生き方と言えるのではないでしょうか。欲張れば切りがなく,欲張り続ける限り,たとえどれだけ多くの物を手に入れたとしても,私たちの心が満ち足りるということはありません。常に満ち足りた気持ちで心豊かな人生を送りたいと願うのであれば,私たちは,欲張ることをやめ,現状で満足できるようになる必要があるのではないでしょうか。満足してしまったら,それ以上の成長や発展は望めないと考える人もいるかも知れませんが,成長や発展の原動力は,不満のみとは限りません(不満が,健全な成長や発展をかえって阻害してしまうようなことも少なくありません。)。実際,常に満ち足りた気持ちで心豊かな人生を送りながらも,決して謙虚さや向上心を失うことなく,何歳になっても自分が信じる大きな目標や高い理想に向かって(あるいは,より善い,より人間らしい生き方を目指して)前進し続ける人はいくらでもいるのではないでしょうか。(4)(6)(14)関連