実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 人生は,すなわち,私たちがこの世の中で生きることのできるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な人生を送りたいものです。    私たちの土台を築いているのは,過去の経験,さらに言えば遺伝です。また,私たちが環境から受ける影響もけっして小さくありません。しかし,それらによってすべてが決定されてしまうわけではありません。私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。私たちには自由意志というものがあるのであり,過去を変えることはできませんが,現在や未来は自分の意志によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分を変えることは自分の意志次第です。どのような過去を持とうが,どのような環境に置かれようが,人生を自分の努力によって切り開いていこうとする強い意志さえあるなら,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であると私は信じています。皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!                                                   *なお,このブログの内容のほとんどは,電子書籍(Kindle版『実り多い幸せな人生を送るために』)の形で御覧になることもできます。

【実り多い幸せな人生に関する名言等 731】

「高い目標を設けて何事かを為そうと試み,非常な意志力を恵まれた人間でも果せるかどうかわからないくらい大きな計画を胸に抱くとは,なんと気高い心ではありませんか。」(『ローマの哲人 セネカの言葉』,中野孝次岩波書店

 

○簡単に到達・実現できてしまうような目標や理想では,人生の指針にはなり得ませんし,簡単ではないにせよ,努力次第でいつかは到達・実現できてしまうような目標や理想では,人生の途中で自分が進むべき道を見失ってしまうことにもなりかねません。したがって,人生に掲げる目標や理想は,「少年よ大志を抱け」とも言うように,大きければ大きいほど,高ければ高いほどいいと言えるのではないでしょうか。一歩一歩近づくことはできても,一生をかけても到達・実現することはできないほどの大きな目標や高い理想を掲げ,その目標や理想に向かって自分が進むべき道を自分の歩幅で一歩ずつ前進し続けるような,そのことを通じて,自分の可能性を十分に花開かせ,実を結ばせるとともに,多少なりとも他者や社会の役に立てるような充実した有益な人生を送ることができるなら,私たちは,いつか訪れる死をも,心安らかに迎え入れることができるのではないでしょうか。なお,人生に掲げる目標や理想としては,自分の意志や努力だけでは近づくことのできないもの(例えば,社会的(世俗的)な成功を収めることなど)では,途中で意志がくじけ,努力を投げ出してしまうことにもなりかねませんので,できる限り自分の意志や努力次第で近づくことのできるもの(例えば,自分を人間的に成長・向上させ続けることなど)にすべきであると思います。(13)(14)関連