実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 709】

「長く生きることではなくて,我々が配慮しなければならぬのは,満足して生きることです。なぜなら,長く生きるかどうかを定めるのは運命ですが,満足して生きることは当人の心掛け次第だからです。(セネカ)」(『ローマの哲人 セネカの言葉』,中野孝次岩波書店

 

○人生が苦しくてつらいだけのものであったとしたら,たとえどれだけ長生きできたとしても,生きている甲斐(かい)がありませんし,わざわざこの世の中に生まれてきた甲斐がありません。人生は,すなわち,私たちがこの世の中で生きることのできるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,そのためにも,幸せになり,幸せであり続けることを人生の最優先課題とし,幸せとは何かということを正しく見極めた上で(この作業をおろそかにし,幸せとは何かということを見誤れば,すべての努力が徒労に終わってしまう危険性さえあります。),幸せになり,幸せであり続けることにこそ最大限の関心を払い,最大限の力を注ぎたいものです。この優先順位を間違えれば,たった一度きりの人生に大きな悔いを残してしまったり,一生を台無しにしてしまったりしかねません。(前書き)(2)(3)(7)(10)関連