実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 人生は,すなわち,私たちがこの世の中で生きることのできるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な人生を送りたいものです。    私たちの土台を築いているのは,過去の経験,さらに言えば遺伝です。また,私たちが環境から受ける影響もけっして小さくありません。しかし,それらによってすべてが決定されてしまうわけではありません。私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。私たちには自由意志というものがあるのであり,過去を変えることはできませんが,現在や未来は自分の意志によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分を変えることは自分の意志次第です。どのような過去を持とうが,どのような環境に置かれようが,人生を自分の努力によって切り開いていこうとする強い意志さえあるなら,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であると私は信じています。皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!                                                   *なお,このブログの内容のほとんどは,電子書籍(Kindle版『実り多い幸せな人生を送るために』)の形で御覧になることもできます。

【実り多い幸せな人生に関する名言等 682】

「私たちは日々,欲望の対象を手に入れようとして時を過ごすーーー欲しいものが手に入りさえしたら,永続的な幸福を見つけられるだろうと思いこんで。努力は実を結び,私たちは欲しいものを手に入れる。だが,それはたんに一時的な幸福しかもたらさない。ときには,まったく幸福をもたらしてくれないことさえある。」(『欲望について』,ウィリアム・B・アーヴァイン,竹内和世訳,白揚社

 

○私たちは,社会的な成功を収め,財産や地位や権力や名声などを手に入れなければ幸せになれないと勘違いしがちですが,そのような「大きな幸せ」は,たとえ手に入ったとしても意外に底が浅く,すぐに色褪(いろあ)せてしまいます。また,「大きな幸せ」は,簡単には手に入らないものであるだけに,執着すればするほど,不平不満,妬みそねみ,恨みつらみ,失意失望,自暴自棄といった心理状態に自分を追い込む危険性が高まってしまいます。他方,「小さな幸せ(ささやかな幸せ)」は,心の目を曇らせさえしなければ,誰の人生にも無限に見いだすことが可能ですし,私たちの日常生活に深く根差していることもあり,決して色褪せるということがありません。本当に幸せな人生を送りたいと願うのであれば,「大きな幸せ」ではなく,「小さな幸せ」をこそ大切にすべきなのではないでしょうか。自分の人生に「小さな幸せ」を無限に見いだし,ひいては,生きていることそれ自体に幸せを感じられるようになるためにも,財産や地位や権力や名声などを手に入れなければ幸せになれないなどといった迷信や,そのような迷信に基づく欲望などによって,心の目を曇らせないようにしたいものです。(1)(4)(8)(10)(14)(20)関連