実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 人生は,すなわち,私たちがこの世の中で生きることができるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な人生を送りたいものです。    私たちの土台を作っているのは,過去の経験,さらに言えば遺伝です。また,私たちが環境から受ける影響もけっして小さくありません。しかし,それらによって私たちの人生のすべてが決まってしまうわけではありません。私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。実際,過去を変えることはできませんが,現在や未来なら,自分の意志や努力によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分を変えることは自分の意志や努力次第です。どのような過去を持とうが,どのような環境に置かれようが,どのような現在・未来を実現しようとするのか,どのような心構えや心がけで生きていくのかを決めるのは自分なのですから,自分の人生に責任を持つ覚悟や,人生を自分の努力によって切り開いていこうとする強い意志がある限り,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であると私は信じています。        皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 585】

「誰も死がどういうものかを経験したことがない以上,それが悪であるかどうかは断言することはできない。」(『幸福の哲学』,岸見一郎,講談社

 

○死があるからこそ生きる喜びがあるのであり,生きる喜びがあるからこそ,自分が今ここでこうして生きていられることの有り難さに感謝したり,自分がこの世の中に生まれてこれたことに幸せを感じたりすることができるのですから,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るためにも,私たちは常に,命の儚(はかな)さや人生の短さを念頭に置きながら生活する必要があるのではないでしょうか。もちろん,誰も体験したことがない以上,本物の死がどういうものかということは誰にも分からないわけですから(死を否定的・悲劇的なものとして捉えること自体が間違っている可能性も否定はできません。),死を闇雲に恐れる必要はなく,生きている間は悔いが残らないように人生を大いに楽しみ,死が訪れた際には,それを泰然自若と受け止め,これまで生きてこれたことやこの世の中に生まれてこれたことに対する感謝の気持ちを新たにしつつ人生の幕を閉じればいいだけの話であるとは思いますが。(8)(9)関連