実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 人生は,すなわち,私たちがこの世の中で生きることができるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な人生を送りたいものです。    私たちの土台を作っているのは,過去の経験,さらに言えば遺伝です。また,私たちが環境から受ける影響もけっして小さくありません。しかし,それらによって私たちの人生のすべてが決まってしまうわけではありません。私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。実際,過去を変えることはできませんが,現在や未来なら,自分の意志や努力によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分を変えることは自分の意志や努力次第です。どのような過去を持とうが,どのような環境に置かれようが,どのような現在・未来を実現しようとするのか,どのような心構えや心がけで生きていくのかを決めるのは自分なのですから,自分の人生に責任を持つ覚悟や,人生を自分の努力によって切り開いていこうとする強い意志がある限り,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であると私は信じています。        皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 576】

「生命そのものの絶対的なありがたさ(北条民雄)」(『幸福の哲学』,岸見一郎,講談社

 

○生きているということは,よくよく考えてみれば一つの奇跡です。私たちは,自分が今ここでこうして生きていられることや,自分がこの世の中に生まれてこれたことを,心から感謝すべきなのではないでしょうか。自分が今ここでこうして生きていられることの有り難さ(具体的には,自分の命を守り,自分が生きることを可能にしてくれている宇宙や自然や人体の神秘的とさえ言える精妙な仕組みや働きの有り難さ,自分の人生を成り立たせてくれている数知れぬ他者の直接的・間接的な支えや助けの有り難さ,人類史上最も豊かで安全で便利な社会で生活できることの有り難さなど)に気づき,心から感謝できるようにさえなるなら,私たちはきっと,生きていることそれ自体に幸せを感じられるようになり,また,生きていることそれ自体に価値を見いだせるようになるはずです。そして,生きていることそれ自体に幸せを感じられるようになり,価値を見いだせるようになるなら,たとえどのような逆境にあろうとも,たとえどのような困難や苦労に見舞われようとも,幸せであり続けることが可能なはずです。(1)(2)(6)(7)(8)(9)関連