実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 525】

「ただ幸福のつかみ方を学べばよいのだ。幸福はいつも目の前にあるのだ。(ゲーテ)」(『水木さんの幸福論』,水木しげるKADOKAWA

 

○幸せは,いつでも私たちの目の前にあるのに,私たちは,自分の目の前にある幸せにさえなかなか気づくことができません。自分が今ここでこうして生きていられることを当たり前と思い,感謝する気持ちを忘れるとともに,より多くを求めては不平不満ばかりを募らせた挙げ句,心の目を曇らせてしまっているからだと思います。しかし,よくよく考えてみれば,生きているということは一つの奇跡であり,私たちは本来,生きているというだけですでに十分に幸せなのではないでしょうか。感謝する気持ちを忘れることなく,心の目を曇らせさえしなければ,私たちは,人生の至る所に無限とも言える生きる喜びや幸せを見いだすことができるはずです。いま自分の目の前にある幸せに気づけるようになり,ひいては,生きていることそれ自体に幸せを感じられるようになるためにも,自分が今ここでこうして生きていられることの有り難さをしっかり心に刻んで感謝する気持ちを忘れないように,また,必要以上に欲張って心の目を曇らせないように(欲に目を暗ませないように)したいものです。(1)(4)(6)関連