実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 499】

「幸せは伝染する」(『老活の愉しみ』,帚木蓬生,朝日新聞出版)

 

○常に不満を抱えて不機嫌にしている人が,周囲の人たちから疎んじられやすいだけでなく,周囲の人たちをも不愉快な気持ちにさせ,不機嫌にさせがちであるのに対し,常に満ち足りた気持ちで上機嫌にしている人は,周囲の人たちから親しまれやすいだけでなく,周囲の人たちをも愉快な気持ちにさせ,上機嫌にさせがちです。したがって,私たちは,真っ当な社会人であることを望むのであれば,常に満ち足りた気持ちで上機嫌に暮らすことをこそ心がけるべきなのではないでしょうか(そのように暮らすことができるか否かは,最終的には心の持ち方次第なのですから,その気になりさえすれば誰にでも可能なことです。)。他者に害を与えたり,迷惑を掛けたりするような有害無益な生き方ではなく,他者に益をもたらすような,少なくとも「己の欲せざるところは人に施す勿(なか)れ」というような有益無害な生き方をこそ心がけたいものです。「情けは人の為(ため)ならず」と言うように,他者を益する振る舞いは,必ず回り回って自分を益することにつながり,逆に,他者を害する振る舞いは,必ず回り回って自分を害することにつながるはずです(「人を呪わば穴二つ」と言います)。(2021年7月25日)(7)(10)(19)関連