実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 人生は短く,しかも,私たちがこの世の中で生きることのできるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な人生を送りたいものです。  私たちの土台を築いているのは,過去の経験,さらに言えば遺伝です。また,私たちが環境から受ける影響もけっして小さくはありません。しかし,それらによってすべてが決定されてしまうわけではありません。私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。私たちには自由意志というものがあるのであり,過去を変えることはできませんが,現在や未来は自分の意志によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分を変えることは自分の意志次第です。どのような過去を持とうが,どのような環境に置かれようが,人生を自分の努力によって切り開いていこうとする強い意志さえあるなら,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であると私は信じています。皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!                                                   *なお,このブログの内容のほとんどは,電子書籍(Kindle版『実り多い幸せな人生を送るために』)の形で御覧になることもできます。

【実り多い幸せな人生に関する名言等 443】

「貧乏暮しをしながら愚痴をこぼさぬ人はよっぽど偉い。」(『現代語訳 論語』,宮崎市定岩波書店

 

○私たちは,貧乏で質素な暮らしを嫌い,裕福で贅沢(ぜいたく)な暮らしに憧れますが,貧乏であることと不幸であること,裕福であることと幸せであることは,まったく別のことです。むしろ,たとえ裕福であったとしても,それを当たり前と思い,感謝する気持ちを忘れてしまっている人より,たとえ貧乏であったとしても,自分が今ここでこうして生きていられることの有り難さに常に深く思いを致し,心から感謝できる人の方が,自分が幸せであることを実感しやすいのではないでしょうか。もちろん,裕福であっても,それを当たり前と思うことなく,感謝する気持ちを忘れない人であれば,自分が幸せであることを実感することはできるでしょうが,人間の欲望には切りがないので,裕福であることに執着すればするほど,感謝する気持ちより満ち足りない気持ちの方が勝ってしまいがちです。感謝する気持ちを忘れることなく,常に満ち足りた気持ちで幸せな人生を送りたいと願うのであれば,裕福であることへの執着を捨てるとともに,貧乏であることへの耐性をある程度身に付ける必要があるのではないでしょうか。貧乏で質素な暮らしは,他者に強制されればただの貧しく惨めな暮らしかも知れませんが,足るを知る人が自分の自由意志で選択するなら,十分に心豊かで魅力的なシンプル・ライフになり得ると思います。(2021年5月28日)(4)(6)(7)関連