「そもそも,不幸な人なんてこの世には一人もおらんよ。」(『神さまとのおしゃべり』,さとうみつろう,サンマーク出版)
○生きているということは,よくよく考えてみれば一つの奇跡です。その有り難さに気づき,感謝する気持ちを忘れさえしなければ,私たちは生きていることそれ自体に幸せを感じることができ,どのような境遇にあろうとも,幸せであり続けることが可能なのではないでしょうか。その有り難さに気づくことができず,たとえ気づけたとしても,感謝する気持ちをすぐに忘れてしまうからこそ,ままならない人生に不平不満ばかりを募らせては,自分は不幸であるなどと思い込むようになってしまうのではないでしょうか。人間の幸不幸は要するに,心の持ち方次第です。自分の人生を生きる喜びに満ちた幸せな人生にするためにも,自分が今ここでこうして生きていられることの有り難さに常に深く思いを致し,心から感謝する習慣を身に付けるように心がけたいものです。(2021年4月8日)(1)(4)(6)(7)関連