実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 346】

「裁く人より光を与える人になり,批判者より模範になる。」(『7つの習慣』,スティーブン・R・コヴィー,ジェームス・スキナー&川西茂訳,キングベアー出版)

 

○人間が犯す失敗や過ちは,誰もが犯す可能性のあるものばかりです。他者が失敗や過ちを犯したからといって,鬼の首でも取ったかのように声高に批判したり,正義を振りかざして不寛容に責め立てるべきではないと思います。愛情に裏打ちされていない言葉は相手の心には届きませんし,厳しく批判・非難するだけでは相手の成長や更生にはつながらず,むしろ,相手を他罰的(他責的)・悲観的・自棄的にさせ,相手の成長や更生をかえって困難にさせてしまう危険性が高いと思うからです(批判・非難する側が,一時的に優越感を味わったり,憂さ晴らしをしたりする機会にはなるでしょうが。)。人生は短く,しかもたった一度きりなのですから,そのような無益なことにではなく,他者の失敗や過ちを他山の石として,また,自らの失敗や過ちからも学びつつ,より善い,より人間らしい生き方を目指して自分を成長・向上させることにこそ大切な時間やエネルギーを使うべきなのではないでしょうか。私たちと他者は一体なのであり(私たちと他者は互いに深く影響を与え合っているのであり),私たちは社会の一部分なのですから,私たちが人間的に成長・向上することは,きっと回り回って他者が成長・向上していくことや,社会がより善い,より暮らしやすいものに進歩・発展していくことにつながっていくと思います。(2021年2月9日)(3)(11)(14)(17)関連