実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 338】

「たくさんのモノに囲まれていたとしても,本当に必要なモノが多かっただけで,持つことで毎日の活力を感じられているなら,モノを減らす必要はないとぼくは思う。」(『ぼくたちに,もうモノは必要ない。増補版』,佐々木典士,筑摩書房

 

○本当に大切なことは,持っている物の多さや少なさではなく,自分が持っている物の(それらを持っていることの)有り難さに気づき,心から感謝できるということなのではないでしょうか。持っている物が多かろうと少なかろうと,自分が持っている物の有り難さに気づき,心から感謝できるなら,私たちは自分が持っている物だけで満足することができ,常に満ち足りた生活を送ることができまする。逆に,持っている物が多かろうと少なかろうと,自分が持っている物の有り難さに気づけず,心から感謝することができないなら,私たちは自分が持っているものだけでは満足することができず,常に不満を抱えながら(常にない物ねだりをしながら)生活することになってしまいます。持っている物が少なければ少ないほど,自分が持っている物の有り難さに気づきやすいということはあるかもしれませんが,持っている物を減らすことにこだわるよりは,自分が持っている物の有り難さに気づき,心から感謝できるようになることにこそ力を注ぐべきなのではないでしょうか。(2021年1月31日)(4)(6)関連