実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 人生は,すなわち,私たちがこの世の中で生きることのできるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な人生を送りたいものです。    私たちの土台を築いているのは,過去の経験,さらに言えば遺伝です。また,私たちが環境から受ける影響もけっして小さくありません。しかし,それらによってすべてが決定されてしまうわけではありません。私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。私たちには自由意志というものがあるのであり,過去を変えることはできませんが,現在や未来は自分の意志によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分を変えることは自分の意志次第です。どのような過去を持とうが,どのような環境に置かれようが,人生を自分の努力によって切り開いていこうとする強い意志さえあるなら,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であると私は信じています。皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!                                                   *なお,このブログの内容のほとんどは,電子書籍(Kindle版『実り多い幸せな人生を送るために』)の形で御覧になることもできます。

【実り多い幸せな人生に関する名言等 299】

「私たち現代人は,鎮静剤や鎮痛剤を必要に応じて自由に使えるものの,苦痛の軽減や快楽に対する期待があまりにも膨らみ,不便さや不快感に対する堪(こら)え性がはなはだ弱まったために,おそらくいつの時代の祖先よりも強い苦痛を感じていると思われる。」(『サピエンス全史(上) 文明の構造と人類の幸福』,ユヴァル・ノア・ハラリ,柴田裕之訳,河出書房新社

 

○私たちが生活している現代社会は,私たちの祖先が生活していた社会と比べるなら,驚くほど豊かで安全で便利な社会と言えるのではないでしょうか。しかし,私たちは,そのような社会で生活できることを当たり前と思い,そのような社会での生活を通して大抵の物事は自分の思い通りになると思い込むようになってしまっています。実際,私たちは,物事が自分の思い通りにならない状況に出くわすと,すぐに不平不満を募らせてしまいがちです。そして,挙げ句の果てには,ままならない人生に不平不満ばかりを募らせては,自分は不幸であるとして自暴自棄を起こしてしまいます。そのような不幸な事態に陥らないようにするためにも,この豊かで安全で便利な社会で生活できることを当たり前と思うことなく,その有り難さに深く思いを致し,心から感謝できるようになる必要があるのではないでしょうか。また,人生はままならないものであるという事実を,あるがままに受け入れられるようになる必要があるのではないでしょうか。(2020年12月20日)(4)(6)関連