実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 人生は,すなわち,私たちがこの世の中で生きることのできるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な人生を送りたいものです。    私たちの土台を築いているのは,過去の経験,さらに言えば遺伝です。また,私たちが環境から受ける影響もけっして小さくはありません。しかし,それらによってすべてが決定されてしまうわけではありません。私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。私たちには自由意志というものがあるのであり,過去を変えることはできませんが,現在や未来は自分の意志によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分を変えることは自分の意志次第です。どのような過去を持とうが,どのような環境に置かれようが,人生を自分の努力によって切り開いていこうとする強い意志さえあるなら,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であると私は信じています。皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!                                                   *なお,このブログの内容のほとんどは,電子書籍(Kindle版『実り多い幸せな人生を送るために』)の形で御覧になることもできます。

【実り多い幸せな人生に関する名言等 297】

「状況が改善すると期待も膨らむので,結果として客観的条件が劇的に改善してもなお,満足が得られないこともある。」(『サピエンス全史(下) 文明の構造と人類の幸福』,ユヴァル・ノア・ハラリ,柴田裕之訳,河出書房新社),「あいにく,境遇が改善するにつれ,期待も膨らむ。過去数十年間に人類が経験したような境遇の劇的な向上は,満足感ではなく期待の増大につながる。これに関して何か手を打たないかぎり,この先どれほど成果をあげても,やはり私たちの不満は少しも解消しないかもしれない。」(『ホモ・デウス』,ユヴァル・ノア・ハラリ,柴田裕之訳,河出書房新社

 

○人間の欲望には際限がなく,放置すれば肥大化する一方になってしまいがちです。実際,私たちは,どのような恵まれた境遇にもすぐに慣れ,飽き足らなくなり,常により恵まれた境遇を求めてしまいがちです。どれだけ多くの物を持っていても満足するということがなく,常により多くの物を求めてしまいがちです。したがって,満ち足りた幸せな人生を送りたいと願うのであれば,自分の欲望に意識的に(強い意志を持って)ブレーキを掛け,小欲知足を心がける必要があります。そのためにも,まずは,自分が今ここでこうして生きていられることを当たり前と思うのではなくなく,その有り難さに深く思いを致し,あるいは,無い物ねだりをするのではなく,自分が持っている物の多さ(自分に与えられている物の豊かさ)に深く思いを致し,心から感謝する習慣を身に付ける必要があるのではないでしょうか。(2020年12月18日)(4)(6)関連