実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 230】

「人間は幸福でなければいけない。もし不幸であれば,その人自身がいけないのである。」(『文読む月日(中)』,トルストイ,北御門二郎訳,筑摩書房

 

○私たちは,幸せであるからこそ自分を大切にできるのであり,自分の幸せのみならず他者の幸せをも願い,喜び,自分の幸せを他者と分かち合うことができるのだと思います。したがって,自分を大切にし,また,他者をも大切にしながら生きたいと願うのであれば(私たちは他者の支援や協力がなければ生きていけず,私たちと他者は一体なのですから,他者を大切にすることは自分を大切にすることでもあるわけですが。),私たちは幸せでなければなりません。要するに,幸せであることはまっとうな社会人にとっての義務なのであり,自分がいま幸せでないと感じられるのなら,それを他者や運命のせいにして他者を責め立てたり,不運を嘆き悲しんだりするのではなく(そのようにして自分の責務を免れようとするのではなく),幸せになるためにいま自分に何ができるのか,ということをこそ真剣に考え,とにかく自分にできることに最善を尽くすべきなのではないでしょうか。恨み言や泣き言を言っているだけでは,状況はけっして好転せず,不幸な人が幸せになるはずもないのですから。(2020年10月6日)(2)(3)(7)(9)(10)(11)(15)(16)(19)関連