実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 人生は,すなわち,私たちがこの世の中で生きることのできるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な人生を送りたいものです。    私たちの土台を作っているのは,過去の経験,さらに言えば遺伝です。また,私たちが環境から受ける影響もけっして小さくありません。しかし,それらによって私たちの人生のすべてが決まってしまうわけではありません。私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。実際,過去を変えることはできませんが,現在や未来なら,自分の意志や努力によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分を変えることは自分の意志や努力次第です。どのような過去を持とうが,どのような環境に置かれようが,どのような現在・未来を実現しようとするのか,どのような心構えや心がけで生きていくのかを決めるのは自分なのですから,自分の人生に責任を持つ覚悟や,人生を自分の努力によって切り開いていこうとする強い意志がある限り,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であると私は信じています。        皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 194】

「ひとつの不幸を避けるための努力が,他の不幸を呼び込む原因になったりする。」(『河合隼雄の「幸福論」』,PHP研究所

 

◯自分は不幸であると思い込んでいる人間は,とかく自分と他者を比較しては他者を妬んだり,自分が不幸であることの原因や責任を他者に求めては他者を恨んだりしてしまいがちです。そして,他者を競争相手と見なしては財産や地位や権力や名声などに執着してしまったり,被害感ばかりを強めては他者に対して敵対的な行動を取るようになってしまったりしがちです。それらは,当人にとっては自分が不幸であることを回避するための(自分が不幸であることから脱却するための)ほとんど唯一の行動であると感じられるのでしょうが,実際には,当人をますます不平不満,妬みそねみ,恨みつらみ,失意失望,自暴自棄といった不幸な心境,孤立無援といった不幸な状況に追い込み,そのような心境・状況から抜け出すことを難しくさせてしまいます。自分は不幸であるとの思い込みに陥らないようにするためにも,自分が今ここでこうして生きていられることの有り難さを深く胸(心)に刻み,感謝する気持ちを忘れないようにしたいものです。(2020年8月31日)(1)(3)(4)(6)(7)(18)関連