◯目に見えるものも見えないものも含め,数知れぬ他者の支援や協力があればこそ私たちは生きていられるのですから,他者に対する感謝の気持ちを忘れることなく,他者に対しては決して心を閉ざすべきではありません。他者とはいつでも仲良く助け合いながら,幸せを分かち合いながら生きていくべきであると思います。しかし,人生(この世の中で生きることのできるチャンス)はたった一度きりです。思い残すことがないように,他者からの評価に振り回されたり,右往左往したりすることなく,また,他者からの毀誉褒貶(きよほうへん)に一喜一憂することなく,自分が信じる理想に向かって(より善い,より人間らしい生き方を目指して)前進し続けるということも大切なことなのではないでしょうか。他者の意見には常に謙虚に耳を傾けつつも,自分が進むべき道は見失わないようにしたいものです。(2020年8月30日)(11)(14)関連