実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 164】

「ひとりの人の不満はその人だけにとどまらず,周囲の人をも巻き添えにして苦しめる。」(『ゴエンカ氏のヴィパッサナー瞑想入門』,ウィリアム・ハート,太田陽太郎訳,春秋社)

 

◯いつでも満ち足りていて機嫌の良い人が,周りの人をも機嫌よくさせる傾向があるのに対し,いつでも不満を抱えていて不機嫌な人は,周りの人をも不機嫌にさせる傾向があります。その意味で,不機嫌であるということは,他者に対する迷惑行為なのであり,社会人としてのマナー違反と言えるのではないでしょうか。いつでも満ち足りた気持ちで機嫌よく生活することは,社会人としての,特に,対人援助や対人サービスを生業(なりわい)とする人たちにとっての義務であるとも言え,そのように生活するためにはどのような心構え,どのような心がけでいるべきなのかということについて,私たちはもっと積極的に関心を払い,真剣に考えてみる必要があるのではないでしょうか。(2020年8月1日)(7)(10)(20)関連