実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言 138】

「もしも君が真理を知っているならば,あるいは知っていると思うならば,相手に向かってなるべく簡潔に,そして何よりもなるべく物柔らかに,愛情をもってそれを語るがよい。」(『文読む月日(上)』,トルストイ,北御門二郎訳,筑摩書房

 

◯どんなに厳しい言葉でも,その言葉が愛情に裏打ちされている限り,相手の心に届く可能性はあります。他者に罵詈(ばり)雑言を浴びせて,あるいは,他者を誹謗(ひぼう)中傷して憂さ晴らしをしたいというのではなく,自分の気持ちや考えをきちんと他者に伝えたいと思うのであれば,その相手の幸せを本気で願いながら,できる限りその相手が受け入れやすく,理解しやすい形で発言すべきなのではないでしょうか。(2020年7月6日)(前書き)(3)(17)関連